木更津市議会 > 2002-12-10 >
平成14年教育市民福祉常任委員会 名簿 2002-12-10
平成14年教育市民福祉常任委員会 本文 2002-12-10

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  1. 木更津市議会 2002-12-10
    平成14年教育市民福祉常任委員会 本文 2002-12-10


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前10時01分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長荻野一男君) 皆さん、おはようございます。寒い中、早朝からお集まりいただきまして、ありがとうございます。  委員並びに執行部の皆様には、何かとご多忙のところお集まりいただきまして、まことにありがとうございます。  定刻になりましたので、これより教育市民福祉常任委員会を開会いたします。  ただいまの出席委員数は7名でございます。定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。  また、欠席の届け出がありましたので、ご報告申し上げます。石井委員欠席でございます。  なお、日向議員が傍聴のため出席しております。  それでは、始めたいと思いますので、これから座らせていただきます。  本日は、去る6日の本会議におきまして、当常任委員会へ付託されました陳情4件と議案1件についてご審査を願います。   ─────────────────────────────────────── 2 ◯委員長荻野一男君) それでは、審議に先立ちまして、近藤議長よりごあいさつをお願いいたします。 3 ◯議長(近藤富男君) 皆さん、おはようございます。  教育市民福祉常任委員会委員並びに執行部の皆さんには、大変お忙しいところ、ご苦労さまでございます。  本日の本常任委員会で審査等いただきます案件は、議案1件及び陳情4件であります。十分審査をいただきますようお願い申し上げまして、簡単ですけれども、ごあいさつにかえさせていただきます。  ご苦労さまです。 4 ◯委員長荻野一男君) 次に、水越市長よりごあいさつを賜りたいと存じます。 5 ◯市長(水越勇雄君) 皆さん、おはようございます。  本日は、教育市民福祉常任委員会の皆様方には、大変お忙しいところご参集いただきまして、ありがとうございます。ご苦労さまでございます。  本日、教育市民福祉常任委員会でご審議いただく案件は、議案第85号の木更津市自転車駐車場の設置及び管理に関する条例の制定についての1議案でございます。内容につきましては、提案説明で申し上げたとおりでございますが、詳細につきまして市民福祉部長から後ほどご説明申し上げますので、十分ご審議をいただき、原案どおり可決賜りますようよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。
     本日は、どうもありがとうございます。 6 ◯委員長荻野一男君) ありがとうございました。  なお、水越市長におかれましては、公務のため、これにて退席されますので、ご了承願います。 7 ◯市長(水越勇雄君) それでは、どうぞよろしくお願いいたします。   ─────────────────────────────────────── 8 ◯委員長荻野一男君) ここで傍聴の許可について、お諮りいたします。  ●●さん外3名より陳情第12号の審査を、●●さん外2名より陳情13号の審査を傍聴したい旨申し出がありましたので、執行部に対する質疑が終了するまでの間に限り許可したいと思いますが、これにご異議ありませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯委員長荻野一男君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、ただいまから付託案件の審査を行います。  なお、審査の順は、陳情者の待機時間等を考慮し、順不動となっておりますので、ご了承願います。  初めに陳情の審査を行いますが、審査の手順といたしましては、願意を十分にご理解いただき、慎重審議を期するため、陳情者においで願っておりますので、趣旨説明を求め、質疑を行った後、執行部より参考意見等を聴取し、質疑、討論、採決の順に議事を進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯委員長荻野一男君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、陳情第12号を議題に供します。  ここで、協議会に切り替え、陳情者より趣旨説明を求めることとし、陳情者が入室し終えるまで暫時休憩いたします。                                 (午前10時08分)   ───────────────────────────────────────            休憩後、陳情者より趣旨説明   ───────────────────────────────────────                                 (午前10時32分) 11 ◯委員長荻野一男君) ここで委員会に切り替えます。  それでは、執行部より参考意見等を求めます。  鴇田参事。 12 ◯教育部参事学校教育課長鴇田憲司君) それでは、執行部の見解を申し上げさせていただきます。  厚生労働省は、平成13年4月1日から食品衛生法に基づく食品の規格・基準に設定を設け、安全性に審査の遺伝子の組み換え食品が国内で流通しないように、遺伝子組み換え食品に関する表示を義務化しました。  学校給食においては、安全な食材の確保は何よりも優先されなければならないので、各学校での食材の発注に当たり、栄養士の専門的な立場から「非遺伝子組み換え原料を使用」と表示されたものを積極的に使用しており、「遺伝子組み換え」と表示されたものは使用していません。学校給食用の米については、本市は財団法人 千葉県学校給食会から「ふさおとめ」を一括購入しております。「ふさおとめ」は遺伝子組み換え食品ではなく、安全性が確認されている地元産米です。  遺伝子組み換え食品につきましては、将来の食品問題などの課題を解決するものと期待され、さまざまな分野で研究がなされておりますが、学校給食への導入等につきましては安全性確保の観点から、今後も慎重に判断をしていきたいと考えております。  以上が執行部の見解でございます。 13 ◯委員長荻野一男君) 説明は終わりました。ご質疑願います。  後藤委員。 14 ◯委員(後藤 秀君) 昨日の本会議で、教育長から木更津の学校給食のお米は、今参事からもお話ありましたけれども、給食会から木更津で生産するお米をかなり買っていただいている。その何分の1かを木更津の学校給食に使っているというお話、ありました。そのことは大変すばらしいことだなと。木更津のお米はおいしいですから。  それと、1つ私がお聞きしたいのは、今どれぐらい1週間、学校給食で米食をお使いになってらっしゃるか、お伺いします。 15 ◯委員長荻野一男君) 鴇田参事。 16 ◯教育部参事学校教育課長鴇田憲司君) お答えいたします。  基本的には栄養士というのがいまして、その献立等については責任を持って対応しているわけですが、議員ご指摘のように、積極的にお米を使っていくというスタンスは受け入れられているというふうに理解しております。  具体的には、各校一律ではないのですが、3から5ということで理解しておりますが、毎日めいっぱいということもいろいろ好みもありますし、食材の発注とかそういうこともありますので、それは一切ないということではありませんが、押しなべて一律ということではないと思いますけれども、そのような状態だというように把握しております。 17 ◯委員長荻野一男君) 後藤委員。 18 ◯委員(後藤 秀君) よくある議員が「給食は教育の一環だ」というふうに述べてらっしゃいます。私もその論理を組み立ててまいりますと、お米ということはやはり日本の風土に適したものでありますし、この田畑の保水能力というものはすばらしいものでありますし、景観的にも日本の風土に合致したものであると思うのです。  今、ご存じのように、お米を食べるというのは非常に家庭が少なくなっています。先ほどの陳情者お二人とも食べてらっしゃるというから、これは模範的な、表彰される家庭じゃないかなというふうに思うのですけれども、そういった面で、教育委員会としては各学校の独自性を尊重なさってらっしゃると思いますけれども、やはり教育委員会として米食は、お米は食べるんだと。そこでやはりつくる農家の方々、いろいろなそういった学校で稲刈り等、田植えからやってらっしゃる学校も木更津にはありますけれども、そういった面でやはり教育の一環として給食にお使いしていただければありがたいと思います。  これは、要望で結構です。 19 ◯委員長荻野一男君) ほかに。  山形委員。 20 ◯委員(山形誠子さん) 2点ほど伺いますが、1つは、現在も給食に遺伝子組み換え食品を扱わないようにしているということなのですけれども、やはり陳情者の心配は、今の遺伝子組み換えイネが外国の会社と共同で開発されて、認可される段階にきているので、今後心配だということなのですけれども。  ですから、教育委員会の姿勢としては、やはり地元の安全な国産の米を使っていくという立場であって、こういう遺伝子組み換えのお米を給食に導入されることは反対だというふうにとっていいのかどうか、この点が1点。  それから、学校給食の米なのですけれども、大体週に3回ぐらい使われているというふうに、多いところもあるかもしれませんけれども、ほとんどは大体週3回ぐらいお米だということを聞いているのですけれども、私も議会で、今のパンの方が、小麦が危険なので全部100%地元産小麦ではないので、お米の方を増やすように、安全性というのですか、そういう立場で質問してきたのですけれども、その点についてはご協議なさったのかどうか伺います。 21 ◯委員長荻野一男君) 鴇田参事。 22 ◯教育部参事学校教育課長鴇田憲司君) お答えいたします。  1点目でございますけれども、先ほどの見解で申し上げさせていただきましたけれども、昨年義務化された基準品目ということが、ガイドラインと申しますか、国の農水省が設けたものでございますので、そういうのを見守りながら慎重に対応していきたいということでございます。  それから、2点目のことでございますけれども、基本的に先ほど申し上げましたように、以前は議員もご承知かと思いますが、学校給食というとイコールパンという時代が長く続いていたと思うのですけれども、やはり消費者の、保護者の理解、それからいろいろな関係者のお米を使おうということの中で、その回数は非常に増えてきているかと思います。月1回ずつ、栄養士会が熱心に研修会を持っておりまして、小学校18、中学校1人、19名おりますが、非常に熱心に食品の安全とか、ご指摘のお米のことなんかもやっておりまして、それのところを通しまして、そういう地元産米が使われていくような趣旨を指導しているところでございます。  以上でございます。 23 ◯委員長荻野一男君) よろしいですか。 24 ◯委員(山形誠子さん) はい。 25 ◯委員長荻野一男君) ほかに。(「ありません」と呼ぶ者あり)  質疑終局と認めます。  傍聴者の皆様には、これにてご退席願います。ご苦労さまでした。           〔傍聴者退室〕 26 ◯委員長荻野一男君) それでは、ただいまから、陳情第12号について討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。           〔発言する者なし〕 27 ◯委員長荻野一男君) 次に、賛成者。           〔発言する者なし〕 28 ◯委員長荻野一男君) 反対者。           〔発言する者なし〕 29 ◯委員長荻野一男君) 賛成者。           〔発言する者なし〕 30 ◯委員長荻野一男君) 討論なしと認め、採決いたします。  陳情第12号 遺伝子組み換えの米を学校給食に使用しないことを求める陳情書を採択することに、賛成の方はご起立願います。           〔賛成者起立〕 31 ◯委員長荻野一男君) 起立全員であります。  よって、陳情第12号は採択と決定いたします。  教育部及び経済部の方々におかれましては、大変ご苦労さまでございました。これにて、ご退席願います。  執行部交替の間、暫時休憩いたします。ご苦労さまでした。                                 (午前10時42分)   ───────────────────────────────────────                                 (午前10時43分) 32 ◯委員長荻野一男君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  審査に入る前に、さきに決定いたしました陳情第13号の傍聴者について2名追加申し入れがありましたので、ご了承願います。  続いて、陳情第13号を議題に供します。  ここで、協議会に切り替え、陳情者より趣旨説明を求めることとし、陳情者が入室し終えるまで、暫時休憩いたします。                                 (午前10時43分)   ───────────────────────────────────────            休憩後、陳情者より趣旨説明   ───────────────────────────────────────                                 (午前11時12分) 33 ◯委員長荻野一男君) ここで、委員会に切り替えます。  それでは、執行部より参考意見等を求めます。  小倉市民福祉部長。 34 ◯市民福祉部長(小倉 勉君) それでは、陳情第13号 乳幼児医療介護保険国民健康保険制度の充実を国と千葉県に求める陳情書に関する、執行部の参考意見を述べさせていただきます。  論点が3点ございますので、1点ずつ区切って意見を述べさせていただきます。  初めに、1点目の乳幼児医療につきまして申し上げます。  乳幼児医療は木更津市乳幼児医療対策事業規則に基づきまして、千葉県からの補助を受けながら、子育て支援と保護者の経済的負担の軽減を図ることを目的に、保険医療機関への通院を要しました3歳未満児、及び入院が7日以上にわたる3歳から就学前までの幼児にかかる医療費の一部を助成するものであり、助成対象者助成方法等に差異はあるものの、全国47都道府県において実施され、本市におきましては助成範囲の拡大により、助成額も年々増大しているところでございます。  そこで、乳幼児医療対策事業に要する経費について、現行2分の1の千葉県の補助率を引き上げることの要請につきましては、ただいま申し上げましたように、助成対象者の拡大や、平成15年4月1日から実施予定の現物給付等を考慮いたしますと、受給対象者数がますます増大することが予想されます。したがって、市の負担も大幅に増えることとなりますので、本市の厳しい財政の現状を踏まえますと、補助率の引き上げを求めることにつきましては、異存はないと考えます。  次に、介護保険に関しまして申し上げます。  まず、自治体独自の介護保険料利用料軽減対策事業に、国庫補助金制度の新設・拡充をということでございますが、介護保険制度は介護を国民皆で支え合おうとするものであり、保険料を支払った者に対して必要な給付を行うことを理念として成り立っております。このため、国では保険料の独自減免につきまして、先ほども陳情者の方のお話ございましたけれども、保険料の全額免除については適当でない、収入のみに着目をした一律の減免も同じく、3番目に、保険料減免分に対する一般財源の繰り入れは適当でないと、それぞれの見解をとっております。  こうしたことを踏まえまして、各自治体では将来人口を推計し、被保険者数高齢化率認定者数給付実績等を総合的に分析した上で、サービス水準を決定し、保険料を算定しているところでございます。  以上のことから、国による補助制度の新設等につきましては、制度の根幹にかかわることになりますので、安易に行うべきものではないものと考えております。  次に、介護報酬単価改正に当たりまして、介護労働者が安心して働くことが保障される改善を行うよう要請することについてでございますが、各種介護報酬単価については、現在国において検討されており、その基本的な考え方として、介護保険事業の効率的な運営を促すためにも、コストやサービス行為の専門性や質の評価などを反映した適正な報酬を設定することとしております。  このように、現在申し出のあった事項についても、包括して検討されている状況の中での要請は、適当ではないものと考えます。  最後に、3点目の、国民健康保険制度において、国庫負担を総医療費の45%水準に戻すよう国等に要請することに対しての見解を申し上げます。
     昭和59年10月1日に施行された国民健康保険法等の改正以前においては、国庫負担は陳情にもございます「総医療費の45%」であったところでございますが、この法改正に伴い、退職者医療制度が創設されるとともに、国庫負担も医療給付費の50%とされた経緯がございます。  新たに創設されました退職者医療制度は、サラリーマンなどが医療の必要性が高まる退職後に、健康保険等の被用者保険から国民健康保険に移ることによって生じる給付率の落ち込みを緩和するとともに、退職者とその家族に対する医療給付費の財源を、退職者自身の保険料のほか、かつて属していた被用者保険からの拠出金で賄うといった制度であり、いわば「国庫の中の社会保険」とも言える制度でございます。  このように、医療給付費の財源負担という視点から見れば、退職者医療制度は、被用者保険側にも退職者の医療給付の財源を拠出してもらうといった新たな財源負担者を創設したことを意味するものであり、農業従事者や商店主等のように、一生を通じて地域社会の中で生計を営み、医療保険も最初から最後まで国民健康保険といった被保険者の保険料や国庫負担を軽減し、医療保険制度間の負担の公平を意図して創設されたものであると認識しております。  人生80年時代を迎え、将来ますます高齢化が進み、国民医療費も膨張していくと予想された中で、医療費の適正化、保険給付の平等化などとともに医療費負担の公平化という基本的視点から、退職者医療制度の導入を初めとした医療制度改革がなされ、その中で国庫負担率の改定も行われたものと理解でき、制度改正の趣旨からすれば、国庫負担率の改定もやむを得なかったのではないかと考えております。  以上でございます。 35 ◯委員長荻野一男君) 説明は終わりました。ご質疑願います。  山形委員。 36 ◯委員(山形誠子さん) 介護保険の関係なのですけれども、陳情者が言うには、国が値上げの方向だということで、県内でも3分の1以上が値上げをするというような話なのですが、この点につきまして、市の方ではどういうふうに検討されているのか、伺います。  それから、3の国民健康保険制度ですけれども、当局の考え方は、これはやむを得なかったというようなことをおっしゃるのですけれども、実際に行って、市の国民健康保険の会計を見ますと、45%だったのに38%になってしまったということで、国庫財政がだんだん苦しくなってきている原因の1つになっていると思うのです。それなのに、なぜやむを得なかったと言うのか。私、やはり自治体の立場に立って45%に戻すべきだということを国に要請すべきじゃないかというふうに考えるのですが、いかがでしょうか。 37 ◯委員長荻野一男君) お答え願います。  石井課長。 38 ◯高齢者福祉課長(石井和夫君) 介護保険料の来年度の保険料が上がるというところが多いのではないかということでございますが、10月末で県の方に報告されている数字を見ますと、全体的には値上りをする予定しているところが多いというふうなことは伺っております。ただ、確定した数字ではないということを、ひとつお含みおきをいただきたいと思います。  また、この原因でございますが、ここ数年、既に3年がたっておりますが、要介護認定の受けられる方、また給付を受けられる方も年々多くなっております。そうした中で、保険料の額にはね返ってきているというところで、やむを得ないものと考えております。  以上でございます。 39 ◯委員長荻野一男君) 島津課長。 40 ◯保険年金課長(島津一郎君) 2点目の、国庫の方の関係についてご答弁申し上げます。  今、部長からの説明にもありましたとおり、この国庫負担率の改定は退職者医療制度という、まるっきり新たなお金を出す、それまでかつて健保に属していた、職域保険に属していた人たちは、退職等でやめますと国保に入ってきて、ほかのそれまでの農業や自営業者と同じような保険の立場で入ってきて、要するに、それまで被用者保険というのは、国庫に対して一切お金を出していなかった。それだとちょっと不公平だろうという医療制度間の負担の不公平等の問題があって、退職後のお金のかかる、医療費というのは年をとるとだんだん1人当たりの単価が高くなりますけれども、そういった医療費のかかる高齢者の方々を国庫だけで支えるのは不公平だろうという視点から、被用者保険にもそれ相応の拠出を求めるといった、こういった退職者医療制度が創設されたわけでございまして、この創設とセットになって、改定も行われたわけでございまして、そういう意味ではやむを得なかったのではないかという意味です。ですから、国庫負担の改定で引き下げられた部分は、被用者保険の方からの拠出金で出すというふうな制度改定だったわけでございます。  以上です。 41 ◯委員長荻野一男君) 山形委員。 42 ◯委員(山形誠子さん) 介護保険料の方なのですけれども、これは今までの老人福祉を国が介護保険に移行してしまいまして、国の補助金が今までと比べて減らされてしまったということで、個人の利用者の負担を新たにとるということになって、利用する方の負担が大変になってきているわけなのです。そういう意味で、私は介護保険についても国の補助をもっと増やすべきだというふうに思うのですけれども、市としては、方向性として、やはり値上げする方向なのかどうか、この点だけ1点お答えがなかったので、お願いいたします。 43 ◯委員長荻野一男君) 石井課長。 44 ◯高齢者福祉課長(石井和夫君) ただいま、来年度の介護保険料につきましては精査中でございますので、その方向性等につきましての言及は控えさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 45 ◯委員長荻野一男君) 山形委員。 46 ◯委員(山形誠子さん) いつまで検討なされるのか、3月までですか。 47 ◯委員長荻野一男君) 石井課長。 48 ◯高齢者福祉課長(石井和夫君) 公表するのは3月議会になろうかと思います。  以上でございます。 49 ◯委員長荻野一男君) よろしいですか。  ほかに。           〔発言する者なし〕 50 ◯委員長荻野一男君) 質疑終局と認めます。  傍聴者の皆様には、これにてご退席願います。ご苦労さまでした。  それでは、ただいまから、陳情第13号について討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。           〔発言する者なし〕 51 ◯委員長荻野一男君) 次に、賛成者。  山形委員。 52 ◯委員(山形誠子さん) 私は陳情者の言うとおり、国は医療だけでなく年金給付の削減、介護保険料や雇用保険料の引き上げなどを合わせて、3兆円あまりの国民負担増を強行しようとしています。これは、国民生活を脅かし、住民福祉の増進に努める地方自治体の運営をも困難にするものだと考えますので、本陳情に賛成です。  以上です。 53 ◯委員長荻野一男君) 反対者。  齋藤委員。 54 ◯委員(齋藤吉江さん) 全面的反対ということではないのですけれども、執行部見解を受けながら意見を述べさせていただきたいと思います。  まず、1点目の乳幼児医療対策事業にかかわることにつきましては、部長のご答弁、執行部見解どおり、だんだん多くなってくるであろうというところから、やはり千葉県に対してもこの問題を要請するということに対しては、私はやはり大事な1つの運動ではないかなというふうに思っております。そこで、この1に対しては、私は賛成という立場で臨みたいというふうに思っております。  それから、2点目、3点目につきましては、部長、執行部見解の中で、要するに総括的な観点から見ていけば、軽々しくするべきものではないというふうなことを申し述べていらっしゃいました。確かに、この2の問題につきましても、3の問題につきましても、こうなれば望ましいなというふうなところはあるかもしれませんけれども、現状況を考えたときに、やはりこの問題につきましては、そんなにもろ手を挙げて賛成というようなことを今、ここでとっていいのかどうかというようなところから、反対をしていきたいというふうに思っております。  それから、3点目といたしましては、やはり同じようなことが言えるのではないかなというふうに思っております。医療費の問題等々も含めながら、45%水準に戻すというようなことはやはり根幹にかかわる問題であるというようなところも考えながら、この問題についてもやはり検討していくべきだろうというふうに思っております。  そこで、相対的なこととしては、1に対しては、私としては賛成をしていきたいけれども、これが全部1、2、3できている関係から、この陳情第13号につきましては反対という立場で臨んでいく、そんな思いでございます。  以上です。〔「委員長、動議」と呼ぶ者あり〕 55 ◯委員長荻野一男君) 山形委員。 56 ◯委員(山形誠子さん) 動議をいたしますけれども、今齋藤委員が言ったような、1だけが賛成できるということでしたら、今まで分けまして採択をするといった例がございます。ですから、部分的採択ということで、1だけ採択ということにしたらいかがでしょうか。  皆さんで諮ってください。以前、そういうことありましたので。 57 ◯委員長荻野一男君) それでは、ただいま山形委員より、一部採択されたい旨の動議が提出されましたので、陳情第13号を採決いたします。  陳情第13号の1項ですね。〔「部分採択をするかどうか」と呼ぶ者あり〕 58 ◯委員長荻野一男君) 前田委員。 59 ◯委員(前田清治君) 一応この陳情が部分採択というのをやったこと、確か私も記憶がございますが、今回の場合はやはり、私の考えですが、これは一括で取り上げて決めようというふうに考えております。  それから、この陳情書を出すときにやはり問題があると思うのです。出してから部分的に採択だとか、採択だということは、委員会では取り上げるべきではないというふうに私は判断しているわけです。ですから、直して出してくるというか、今までもかつてそういったこともあるわけですから、やはり陳情の内容が1つで出てきている場合には、本委員の皆さん方もそう心得ていた方がいいと思うのですが。  例えば、部分的に採択するということであれば、むちゃくちゃになっちゃうと思うのです。考え方が、ですから、変えてまた出してくるということだって可能ですから。ですから、そういう不透明なことはやらない方がいいと、採択は採択でいくし、また賛成は賛成でいくというようなことの方がいいと思います。でないと、今までの継続なんてのもございますから、そういったことも考えますと、やはりきちんとした内容できているわけですからきちんと答えるべきであろうと、私はそう思っております。 60 ◯委員長荻野一男君) ただいま前田委員の方から、3項目一括の13号ということであるわけで、本来ならばこれは総括で採択、賛否を問うべきだという、今質問がありましたけれども、それにつきまして……。  後藤委員。 61 ◯委員(後藤 秀君) ちょっとここでちょっと休憩させてもらえませんか。 62 ◯委員長荻野一男君) 今、後藤委員より休憩の要請がありましたので、休憩いたします。                                 (午前11時34分)   ───────────────────────────────────────                                 (午前11時39分) 63 ◯委員長荻野一男君) 休憩を取り消し、再開いたします。  ただいまの中で、山形委員から動議、そして前田委員から動議が出ております。その中でお諮りいたします。  まず、山形委員から出ました一部、3項目ありますけれども、陳情第13号の中で3項目ありましたその一部の採択ということに、賛成の方はご起立願います。           〔賛成者起立〕 64 ◯委員長荻野一男君) 起立少数であります。  よって、これは一括採決という方向で決めていきたいと思います。〔「採決ね」と呼ぶ者あり〕  それでは、陳情第13号 乳幼児医療介護保険国民健康保険制度の充実を国と千葉県に求める陳情書を採択することに、賛成の方はご起立願います。           〔賛成者起立〕 65 ◯委員長荻野一男君) 起立少数であります。  よって、陳情第13号は不採択と決定いたしました。  ここで、暫時、執行部入れ替えのため、休憩といたします。                                 (午前11時40分)   ───────────────────────────────────────                                 (午前11時40分) 66 ◯委員長荻野一男君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次の陳情第9号及び陳情第10号はいずれも保育所に関するもので、陳情者も同一でありますので、一括して議題に供します。  なお、審査の手順といたしましては、陳情者の趣旨説明、陳情者に対する質疑、並びに執行部からの参考意見等の聴取、執行部に対する質疑までを一括して行うこととし、討論、採決については、各陳情ごとに議事を進めさせていただきます。  ここで、協議会に切り替え、陳情者より趣旨説明を求めることとし、陳情者が入室し終えるまで、暫時休憩いたします。                                 (午前11時41分)   ───────────────────────────────────────            休憩後、陳情者より趣旨説明   ───────────────────────────────────────                                 (午後12時11分) 67 ◯委員長荻野一男君) それでは、休憩を取り消し、再開いたします。  ここで委員会に切り替えます。  それでは、執行部より参考意見等を求めます。  小倉部長。 68 ◯市民福祉部長(小倉 勉君) それでは、陳情第9号 保育所運営費の基準の改善を求める意見書提出に関する陳情に対する、執行部の意見を申し上げさせていただきます。  近年、働く女性の増加とともに保育ニーズも多様化しておりまして、とりわけ子育てと就労の両立支援の充実が強く求められております。このような背景にありまして、国におきましては通常の保育業務の運営を支援するほかに、子育て支援センター事業を初め、一時的保育・延長保育・障害児保育・休日保育などの新たな子育て支援事業を取り込み、その充実に努めております。  また、一方では、安心して子どもを産み、育て、意欲を持って働ける社会環境の整備を図るため、待機児童の解消を図る保育所の受け入れ児童数の増大や、放課後児童の受け入れ体制の拡充を目的とした学童クラブの増設、あるいは多様な保育サービスを提供するファミリーサポートセンターや、子育て支援センター事業の拡大等、多岐にわたる保育サービスの充実に努めているところでございます。  保育園の運営費は、陳情趣旨にもありますように、園児にかかる経費から国が定めた保育料を差し引いた残りの額に対し、国が2分の1、県が4分の1の負担割合で、運営費の負担金として受け入れて運営しております。また、保育料は保護者の所得に応じ設定されておりますが、本市においては保護者負担の軽減を図るため、国の定めた基準よりも低い金額で保育料を徴収しているのが実情でございます。  そこで保育運営費の基準を改善することは、厳しい財政状況下にあって、国、県、市もそれぞれの立場において保育運営の充実や、保護者負担の軽減等にも努力しているところでもありますので、子育て支援事業の拡大傾向にある中で運営費の基準を改善することとなりますと、現在継続されている事業の縮小や運営費等に影響を及ぼす結果になりかねないことが予想されますので、慎重に対応する必要があるものと考えます。  続きまして、陳情第10号にかかります意見を述べさせていただきます。  陳情第10号 保育所「最低基準」職員配置の改善を求める意見書に関する陳情につきましては、保育所運営の基本となります職員の最低基準につきましては、児童福祉施設最低基準に定められておりますとおり、保育士の配置基準は、0歳児は概ね3人につき1人、1歳児から2歳児は6人につき保育士1人、3歳児は20人につき1人、4歳児以上につきましては30人につき1人となっております。  そこで、職員の配置基準の改善ということですが、保育士1人に対する児童数が減れば、その結果として保育単価が高くなるものと思われます。また、保育単価が高くなりますと、必然的に国、県、市町村の負担は増えることとなります。さらに、保育料の徴収基準額、いわゆる保育料が高くなることとなり、結果的に保護者の負担の増加が生じる要因になると思われますので、本件につきましては慎重な検討が必要であると考えております。  なお、先ほど、陳情者の参考資料につきまして説明がございました。2枚目の保育制度の比較というところで、私もちょっとご説明をさせていただきたいと思います。
     中ほどに、職員の配置ということでそれぞれの国の基準等が掲載されております。これによりますと、先ほど申しましたとおり、0歳児は3対1、3歳児未満6対1という、日本の紹介がされておりまして、さらにその下段に保育職員は保母資格を持っていると。保母が保育に当たるということを明言されております。他の、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、ニュージーランドにつきましては、保育職員は無資格でもよい、あるいは原則として有資格者等、表現があいまいでございます。ただ1つ、スウェーデンにつきましては我が国と同じように、保育職員は有資格者のみという表現がございますが、一番下の施設・設備の欄をごらんいただきたいと思いますが、我が国につきましては、かなり細かい施設・設備についての記述がございます。それについて、スウェーデンでは国として定めた施設基準はないが、社会庁のガイドラインはあると、詳細なことについては不明というような、こういうところをかんがみますと、一概に比較をすることは難しいのではないかというように考えます。  以上でございます。 69 ◯委員長荻野一男君) 説明は終わりました。ご質疑願います。  山形委員。 70 ◯委員(山形誠子さん) 本市の保育園の職員について、何かパートもいらっしゃるということで問題だというふうな、議会での指摘もありましたが、この点、私はやはり保育所運営費の基準が以前よりも低くなっているということで、大変な、先ほど超過負担も増えてきているということもありましたが、そういうご説明があったので質問をさせていただきたいのですけれども、実際に市の保母さんですけれども、正規職員は何人いて、パートが何人なのか、お伺いしたいと思います。  それから、アレルギー給食なんかは実施しているのでしょうか。  以上です。 71 ◯委員長荻野一男君) 君塚参事。 72 ◯市民福祉部参事・児童家庭課長(君塚 博君) まず、保育士の実情でございますけれども、現在、保育士につきましては55名、臨時職員が8名、パート職員が20名、栄養士が6名、用務員が6名というようになっておりますけれども。  それから、アレルギー対策ということでございますが、もちろん全園実施しております。現在は5園ほどがその対象者になる園がございまして、その対象児童数が10名となっております。  以上です。 73 ◯委員長荻野一男君) ほかに。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯委員長荻野一男君) 質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから陳情第9号について討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。  岡田委員。 75 ◯委員(岡田壽彦君) 陳情9号ですけれども、いろいろこの陳情の背景、また願意は理解するものの、今執行部部長の答弁で、いろいろこれから現状を見て、生徒がこれから不具合があっては非常に今現状でさえ厳しい状況の中と、私は感じております。  そういう中で、答弁の背景からの経済または財政から見て、反対いたします。 76 ◯委員長荻野一男君) 賛成者。  山形委員。 77 ◯委員(山形誠子さん) 保育所運営費は、法制定当時は10分の8だったのに、現在は2分の1、10分の5ということで減らされてしまったために、本市の超過負担も4億円に上っています。このように市財政を圧迫していますし、そういうことからも保育料は、私は高くなっているというふうに考えますので、多様な保育サービスの継続も困難になるおそれがありますので、早急な保育所運営費の基準の改善を、陳情者の言うとおり求めることには賛成ですので、本陳情に賛成です。 78 ◯委員長荻野一男君) 反対者。           〔発言する者なし〕 79 ◯委員長荻野一男君) 賛成者。           〔発言する者なし〕 80 ◯委員長荻野一男君) 討論終局と認め、採決いたします。  陳情第9号 保育所運営費の基準の改善を求める意見書提出に関する陳情書を採択することに、賛成の方はご起立願います。           〔賛成者起立〕 81 ◯委員長荻野一男君) 起立少数であります。  よって、陳情第9号は不採択と決定いたしました。  次に、陳情第10号について討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。           〔発言する者なし〕 82 ◯委員長荻野一男君) 次に、賛成者。  山形委員。 83 ◯委員(山形誠子さん) 現在の国の職員の最低基準の配置ですけれども、児童福祉法制定当時と同じ部分もありまして、これでは本当に子どもの命は守れないというふうに思いますので、改定が必要だと思います。  よって、職員配置の抜本的改善は急務だと考えますので、陳情に賛成いたします。  以上です。 84 ◯委員長荻野一男君) 反対者。  齋藤委員。 85 ◯委員(齋藤吉江さん) それでは、私は陳情第10号に対しまして、反対の立場で討論をさせていただきたいと思います。  執行部見解にもございましたように、保育単価が高くなっていくであろうということは、私もこれを見ながら予想しておりました。先ほど陳情者の方の見解を聞いてみますと、要するにそういうところは抜きにしながらの陳情ではなかったかなというような思いもいたしましたし、そしてまた木更津市の状況から考えていきますと、これを取り入れることによりまして、市町村負担というのがさらに増えてくるであろうということを考えると、やはり現時点におきましては、職員配置の改善を求めるということにつきましては反対という立場で行っていきたいと思います。  とりわけ、少子化の時代になってきて、今保育所の統合等々も図られようとしている現状と、そしてまた、さらに保育士に対しましてもパートが大変多くなっていく、その辺のところをまず是正していくような運動が、私ども木更津市では大事ではないかなというようなこと、そんな観点から反対をしていきたいと思います。  以上です。 86 ◯委員長荻野一男君) 賛成者。           〔発言する者なし〕 87 ◯委員長荻野一男君) 反対者。           〔発言する者なし〕 88 ◯委員長荻野一男君) 討論終局と認め、採決いたします。  陳情第10号 保育所「最低基準」職員配置の改善を求める意見書の提出に関する陳情書を採択することに、賛成の方はご起立願います。           〔賛成者起立〕 89 ◯委員長荻野一男君) 起立少数であります。  よって、陳情第10号は不採択と決定いたしました。   ─────────────────────────────────────── 90 ◯委員長荻野一男君) 最後に、議案の審査を行います。  それでは、議案第85号 木更津市自転車駐車場の設置及び管理に関する条例の制定についてを、議題に供します。  執行部より説明を求めます。  小倉部長。 91 ◯市民福祉部長(小倉 勉君) それでは、木更津市自転車駐車場の設置及び管理に関する条例の制定につきまして、概要のご説明をさせていただきます。  なお、議会に上程の折に、総務部長より逐条に関する説明はさせていただきましたので、本日は逐条のご説明は省略をさせていただきたいと思います。参考の資料ということで、3枚つづりましたレジュメが届いていると思いますので、まず、これからご説明をさせていただきます。  大綱質疑でもございましたように、なぜ料金の改定をするのかというようなことがございました。3枚目をごらんいただきたいと思います。  平成13年度の決算によりまして本表をつくってございますが、一番上段に、かかりました費用の明細でございます。総額で1,929万3,172円。一番下の欄をごらんいただきたいと思いますが、歳入歳出の比較ということで、歳入としてただいま申し上げました、1,929万3,172円。歳入、いわゆる整理料として徴収いたしました金額が1,199万100円ということで、差し引き730万3,072円の支出増という結果になっておりました。  そのようなことから、今回近隣市の整理料の調査、それから県内市で自転車駐車場を経営といいますか、設置しているところの料金等を勘案した結果、1ページ目をごらんいただきたいと思いますが、市内の方につきましては500円、市外の方については1,000円の定期利用の料金の改定をお願いしたいというように考えております。また、1日ごとの利用につきましては、それぞれ100円ずつ値上げをさせていただくと。1回については、自転車については50円の値上げ、それから市外の方については、年間の利用料を1,000円のところを2,000円にというようにお願いをしたいと考えております。  なお、原動機付自転車につきましては現行100円ということですが、これを一律200円。市外につきましては3,000円というところを4,000円に、このように改定をさせていただきたいと思います。  なお、上段の「定期利用にかかる金額は」というところの右側のところから、「ただし、10月1日以降の利用登録にかかる定期利用の金額は、上記金額の2分の1の額とする」と。現行では、極端なお話を申し上げますと、年明けの1月に申し込みをいたしましても年間分の整理料ということでございましたけれども、半年を経過後の申し込みは半額にするというような規定を、盛り込みをさせていただいてございます。  このような改定をした結果、3枚目の真ん中の表をごらんいただきたいと思いますが、右側の方に「歳入の改定後見込み」というような欄がございます。13年度の実績に比較いたしまして、料金改定によって利用額の若干の減少というものも想定をいたしました結果、1,912万円程度の収入を見込んでございます。これによりまして、平成13年度の一番下の欄ですが、歳入歳出と比較いたしますと、なお17万3,000円あまりの歳入不足となりますが、一応1つの会計として収支を利用者負担の原則にのっとって調整を図らせていただきたいと、このようなことから設定をさせていただきました。  雑駁でございますが、以上で説明にかえさせていただきます。 92 ◯委員長荻野一男君) 説明は終わりました。ご質疑願います。  山形委員。 93 ◯委員(山形誠子さん) 第15条について質疑いたしますが、盗難があった場合の防止策について佐藤議員が大綱質疑で言いましたけれども、防犯カメラを設置する考えがあるということで、これはいいことだと思うのですが、全部駐輪場、たくさんありますよね。ここに書いてありますけれども。一部分に行うのか、全部行うのか、その辺のご説明をお願いします。 94 ◯委員長荻野一男君) ご答弁願います。 95 ◯委員(山形誠子さん) すいませんけれども、もう1つあるのですけれども。  それから、先ほど年間にかかわる利用料金が10月からだと半分にするということなのですが、これに関係しますが、定期利用して半年たたないで盗難にあっちゃったという場合に、半額返金するとかそういう措置は考えられないのかどうか。今後考えてくれるのかどうか、伺います。  以上です。 96 ◯委員長荻野一男君) ご答弁願います。  鶴岡課長。 97 ◯市民相談課長(鶴岡静治君) それでは、1点目の防犯対策についてお答えいたします。  今、私どもの方で来年度予算獲得を目指しているのは、1カ所分の防犯カメラの設置料金でございます。と申しますのは、現在別表にありますように、駐輪場が設けられているわけなのですけれども、特に盗難が多いのが、盗難件数が集中しているのが全体の30%強を東口の第3駐車場の2階、これは一番東口の駅よりの、観音様の隣にあるところなのですけれども、そこが一番多ございまして、特に2階が集中しております。とりあえず、防犯カメラを設置することでどのくらいの効果が出るのか出ないのか、その辺も含めまして、来年度予算獲得に向けて努力しているところでございます。  本会議でも部長の方からご答弁申し上げましたように、現在盗難場所のどこの部分というところまで特定しながら、盗難の発生しやすい場所、そういったものを調査しております。それらも踏まえて、有効な防犯対策に努めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それから、駐車料金の半額返還の関係ですけれども、定期利用でございますと、途中で盗難されると、また必要がありますので、買い替えて再登録になります。こういった場合に、盗難ですと、今までのものがございますので、それが継続してオーケーになりますので、配慮はしてございますので、よろしくお願いいたします。 98 ◯委員長荻野一男君) 山形委員。 99 ◯委員(山形誠子さん) 盗難の件わかりましたが、値上げの問題ですが、やはり幾ら赤字だからということですぐ値上げにするというのは、私は問題ではないかというふうに思うのですけれども。なぜかというと、自転車は公害を出さないそういう乗り物ですから、市は奨励して値上げの再検討をする考えはないでしょうか。  以上です。 100 ◯委員長荻野一男君) お答え願います。  鶴岡課長。 101 ◯市民相談課長(鶴岡静治君) 結論から申しますと、値上げをやめるという考えはございません。理由は、平成3年に放置自転車の条例をつくりまして、自転車駐車場を有料化したわけなのですけれども、使用料・手数料というような分類になるのですけれども、本市の場合、道路上にあるものや市道に認定されているもの、あるいは純然たる施設というようないろいろな複合的な施設がございますので、料金については手数料という考え方を持っております。ご承知のように、使用料・手数料というのは、公平性の観点、あるいは受益者負担というのが特に求められております。政令で、手数料令というのがございますけれども、これは3年ごとに国が見直しをして、106の手数料については全国的に見直しを図った上で、適正な価格を求めております。  私どものような独自の駐輪場につきましては、市の適正な判断を行うことになっているのですけれども、毎年本来であれば適正価格を出して、受益者負担、それから公平性の観点というものを見つけていかなければいけないというふうに考えておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。  以上です。 102 ◯委員長荻野一男君) ほかに。〔「ありません」と呼ぶ者あり〕  質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから、議案第85号について討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。  山形委員。 103 ◯委員(山形誠子さん) 私は一番の問題点は、これまでの利用料金より1.5倍から2倍もの値上げ案であり、今の駐車場料金では赤字になるからという理由での改定では納得できません。自転車は高校生など、収入のない多くの市民が利用している乗り物であり、公害のない環境にやさしい乗り物なのですから、市はもっと市民に奨励するためにも、赤字分は市財政を繰り入れれば解決すると考えます。  また、盗難対策にはさらに力を入れることを要望しまして、反対討論といたします。  以上です。 104 ◯委員長荻野一男君) 次に、賛成者。           〔発言する者なし〕 105 ◯委員長荻野一男君) 反対者。
              〔発言する者なし〕 106 ◯委員長荻野一男君) 討論終局と認め、採決いたします。  議案第85号 木更津市自転車駐車場の設置及び管理に関する条例の制定についてを、原案のとおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。           〔賛成者起立〕 107 ◯委員長荻野一男君) 起立多数であります。  よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────── 108 ◯委員長荻野一男君) 以上をもちまして、付託案件の審査は終了いたしました。  市民福祉部の方々におかれましては、長時間大変ご苦労さまでございました。これにてご退席願います。お疲れさまでした。  執行部退席の間、暫時休憩いたします。                                 (午後12時37分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後12時38分) 109 ◯委員長荻野一男君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、委員会審査報告書等の内容について、お諮りいたします。  後日、議長あてに提出する「委員会審査報告書等」の内容につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、これに、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 110 ◯委員長荻野一男君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。   ─────────────────────────────────────── 111 ◯委員長荻野一男君) 以上をもちまして、教育市民福祉常任委員会を閉会いたします。  長時間にわたりまして、大変ご苦労さまでございました。ありがとうございました。                                 (午後12時40分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...